星稜高校 土曜スクール「先輩の生き方に学ぶ③」
今回の講師:山村浩然さん(能美市立病院・外科部長)
2019.09.24
今回の講師は星稜高校OB 山村浩然さんです
今回の星稜高校土曜スクール「キャリア教育プログラム」に星稜高校OB 山村浩然さんが講師として登壇しました。
山村さんは能美市立病院に外科医として日々、患者さんと接している経験を元に、「地域医療」「チーム医療」をテーマに生徒たちにお話をされました。
「地域医療」とは何か、地域医療の取り組みと背景、それに係わる「地域包括システム」について生徒たちに分かりやすく丁寧にご説明され、地域医療が抱える問題点から医療に関する幅広い現状まで、普段は聞くことが出来ない興味深いお話しをされました。
続いて、「チーム医療」についてもご説明をいただき、従来の縦割りの医療体制と、現在の患者さんを中心に様々な専門医と看護師が治療に携わる医療について、事例を交えながらお話をいただき、「地域医療」と「チーム医療」について理解を深めることができました。
最後に、山村さんの高校時代から大学受験までの自身の経験をお話しされ、挫折や医師を目指すきっかけにもなった手塚治虫原作の漫画「ブラック・ジャック」との出会いから外科医を目指す志が生まれるまでのユニークな経緯を交えて、生徒たちにアドバイスとエールを送られました。
講座にも参加していた生徒の中にも医師や看護師を目指す生徒もおり、現役の医師から聞ける大変貴重なお話ということもあり、熱心に山村さんの講話に聞き入っていました。これからの進路や将来に役立てられる事ができたと思います。